「高知を1泊2日で観光したいけど、どこを回ればいいか分からない」「限られた時間で効率よく名所を巡りたい」──そんな悩みを抱えていませんか?
高知県は東西に約200kmと広く、見どころが各エリアに点在しています。計画なしに出かけると移動だけで半日を費やしてしまうことも珍しくありません。
この記事では、高知在住の旅行ライターが実際に何度も巡ったルートをベースに、1泊2日で高知の魅力を最大限に楽しめるモデルコースを3パターンご紹介します。王道の定番ルートはもちろん、自然派向けコースや歴史・グルメ特化コースまで網羅していますので、あなたの旅のスタイルに合ったプランがきっと見つかります。
さらに、交通手段の選び方・費用の目安・季節別の注意点・地元民しか知らない穴場スポットまで徹底的にまとめました。ぜひ最後まで読んで、高知旅行の計画にお役立てください。
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高知観光1泊2日モデルコース|出発前に押さえたい基本情報
モデルコースを見る前に、高知観光の基本情報を整理しておきましょう。事前に知っておくだけで旅の満足度が大きく変わります。
高知へのアクセス方法と所要時間
高知へのアクセスは主に3つの手段があります。
| 交通手段 | 出発地の例 | 所要時間の目安 | 費用の目安(片道) |
|---|---|---|---|
| 飛行機 | 東京(羽田) | 約1時間20分 | 8,000〜25,000円 |
| 飛行機 | 大阪(伊丹) | 約45分 | 7,000〜18,000円 |
| 高速バス | 大阪・神戸 | 約5時間30分 | 4,000〜7,000円 |
| JR特急 | 岡山駅 | 約2時間30分 | 約6,500円 |
LCCを利用すれば東京から片道8,000円台で行けることもあります。早めの予約が節約のカギです。高知龍馬空港から高知市中心部へは空港連絡バスで約30分、料金は740円です。
県内移動はレンタカーが最強
高知県内は公共交通機関が限られるエリアが多いため、レンタカーの利用を強くおすすめします。特に四万十川や室戸岬方面を訪れる場合、車がないとスケジュールが大幅に制限されます。
高知駅前や空港周辺にはトヨタレンタカー、ニッポンレンタカー、タイムズカーレンタルなど大手が揃っています。1泊2日のコンパクトカーで6,000〜10,000円程度が相場です。繁忙期は早めに予約しましょう。
一方、高知市内中心部だけを巡るなら路面電車(とさでん交通)が便利です。1日乗車券は1,000円で購入可能で、はりまや橋や高知城へのアクセスに最適です。
ベストシーズンと季節ごとの注意点
高知観光のベストシーズンは3月下旬〜5月と9月下旬〜11月です。以下に季節ごとの特徴をまとめます。
- 春(3〜5月):桜と新緑が美しく気候も穏やか。4月にはカツオの初鰹シーズンが到来
- 夏(6〜8月):6月は梅雨で雨が多め。7〜8月は四万十川でのアクティビティが楽しめる。ただし猛暑に注意
- 秋(9〜11月):戻り鰹が旬を迎え、脂ののったカツオが絶品。紅葉の仁淀川も見どころ
- 冬(12〜2月):観光客が少なく穴場シーズン。日曜市も比較的空いているが、山間部は冷え込みが厳しい
【王道編】高知観光モデルコース1泊2日|定番スポット完全制覇プラン
まずは初めての高知旅行に最適な王道コースをご紹介します。高知市を中心に、外せない名所を効率よく巡ります。
1日目:高知市内の名所を満喫
9:00 高知駅到着・レンタカー受取
JRまたは空港バスで高知駅に到着したら、駅前でレンタカーを受け取りましょう。駅前広場には坂本龍馬・中岡慎太郎・武市半平太の三志士像があるので、記念撮影をお忘れなく。
9:30 高知城(所要時間:約60〜90分)
高知駅から車で約10分の高知城は、日本に12しかない現存天守を持つ貴重な城です。天守と本丸御殿がセットで残っているのは全国でも高知城だけ。入場料は420円です。天守からは高知市街を360度見渡せるので、晴れた日は特に爽快です。
11:00 ひろめ市場でランチ(所要時間:約60〜90分)
高知城から徒歩5分のひろめ市場は、約60店舗が集まる屋台村スタイルの市場です。ここで外せないのが「明神丸」の藁焼きカツオのたたき。目の前で藁の炎で豪快に焼き上げる演出は迫力満点です。
おすすめの過ごし方は、複数の店舗から少量ずつ料理を買って食べ比べること。カツオのたたきの他にも、ウツボの唐揚げ、鯨カツ、芋天など高知ならではのグルメが揃います。昼からビールを楽しむ地元客の活気ある雰囲気も高知らしい体験です。
13:00 はりまや橋・とさでん交通の路面電車散策(所要時間:約30分)
「♪土佐の高知のはりまや橋で〜」のよさこい節で有名なはりまや橋は、正直なところ「日本三大がっかり名所」とも言われます。しかし周辺のからくり時計や、赤い欄干の橋は写真映えするスポットです。路面電車に少し揺られて街の雰囲気を味わうのも楽しいでしょう。
14:00 桂浜(所要時間:約60〜90分)
高知市中心部から車で約30分。坂本龍馬像が太平洋を見つめる桂浜は、高知観光のハイライトです。弓状に広がる美しい砂浜と松林、そして雄大な太平洋の景色は圧巻です。
龍馬像は台座を含めると高さ約13.5m。像の横には、龍馬の目線と同じ高さから太平洋を眺められる期間限定の展望台が設置されることもあります。桂浜水族館もすぐ近くにあり、ユニークなSNS発信で話題の小さな水族館として人気です。入館料は1,600円です。
16:00 坂本龍馬記念館(所要時間:約60分)
桂浜のすぐ上にある坂本龍馬記念館は、2018年にリニューアルされた近代的な施設です。龍馬直筆の手紙や当時の資料が豊富に展示されており、歴史好きなら1時間以上は楽しめます。入館料は700円です。
17:30 ホテルにチェックイン
高知市中心部のホテルにチェックインしましょう。おすすめエリアははりまや橋〜帯屋町周辺です。飲食店やコンビニが徒歩圏内にあり、夜の食事にも困りません。
宿泊費の目安はビジネスホテルで5,000〜8,000円、シティホテルで10,000〜15,000円程度です。
19:00 夕食は「屋台餃子」と高知の地酒
高知の夜を楽しむなら、ぜひ地元の居酒屋で「おきゃく文化」を体験してください。高知は日本一お酒好きな県として知られ、見知らぬ人とも杯を交わす「おきゃく(宴会)」の文化が根付いています。
帯屋町の屋台では、高知名物の屋台餃子が楽しめます。パリパリの薄皮餃子とビールの組み合わせは最高です。また、高知には18の酒蔵があり、「酔鯨」「土佐鶴」「司牡丹」などの地酒をぜひ味わってみてください。
2日目:桂浜周辺から足を延ばして
8:00 日曜市(日曜日に訪問する場合)
毎週日曜に高知城追手門前で開催される日曜市は、約300年の歴史を持つ街路市で、約500mの通りに約300店が並びます。新鮮な野菜や果物、田舎寿司、芋天、植物の苗など、見ているだけでワクワクします。
日曜以外の訪問なら、朝食はホテルでゆっくり取るか、高知駅周辺のカフェで地元モーニングを楽しみましょう。
9:30 仁淀川エリアへ出発(高知市から車で約50分)
2日目は「仁淀ブルー」で知られる仁淀川エリアへ。水質日本一に何度も選ばれた清流は、その透明度と青さから「仁淀ブルー」と称されます。
10:30 にこ淵(所要時間:約40分)
仁淀ブルーの中でも最も神秘的なスポットが「にこ淵」です。滝壺が光の加減で青く輝く光景は息をのむ美しさです。駐車場から急な階段を約10分下るので、歩きやすい靴を履いていきましょう。なお、にこ淵は地元で水神の化身とされる神聖な場所のため、水に入ることは禁止されています。
11:30 安居渓谷(所要時間:約60分)
にこ淵から車で約40分の安居渓谷は、仁淀ブルーを存分に堪能できるスポットです。「水晶淵」と呼ばれるポイントでは、川底の石が一つひとつ見えるほどの透明度に驚くでしょう。遊歩道が整備されているので、渓谷沿いの散策も気持ちがいいです。
13:00 いの町でランチ
仁淀川エリアから高知市方面に戻る途中のいの町で昼食をとりましょう。「いの町紙の博物館」では土佐和紙の紙漉き体験(約400円)もできます。所要時間約20分で、旅の思い出になるオリジナル和紙を作れます。
14:30 高知市内に戻りお土産購入
最後は高知駅ビル「とさてらす」や帯屋町商店街でお土産を購入しましょう。おすすめのお土産は以下の通りです。
- 芋けんぴ:高知が生産量日本一。「芋屋金次郎」の揚げたてが絶品
- ミレービスケット:高知県民のソウルフード。様々なフレーバーがあり配り土産にぴったり
- 土佐ジロー卵のスイーツ:濃厚な味わいの地鶏卵を使ったプリンやカステラ
- 四万十川の青のり:香りが全く違う高級品。天ぷらや味噌汁に入れると絶品
- 司牡丹・酔鯨などの地酒:高知限定ラベルは日本酒好きへのお土産に最適
16:00 高知駅または高知龍馬空港から帰路へ
【自然満喫編】四万十川と足摺岬を巡る1泊2日モデルコース
2つ目は、高知の大自然を全身で感じたい方向けのコースです。世界的にも有名な「日本最後の清流」四万十川と、四国最南端の足摺岬を巡ります。
1日目:四万十川を堪能する
9:00 高知市出発 → 四万十町(車で約1時間30分)
高知自動車道を利用して四万十町へ向かいます。四万十川は全長196kmで、本流にダムが一つもないことから「日本最後の清流」と呼ばれています。
10:30 四万十川の沈下橋めぐり
四万十川のシンボルといえば沈下橋(ちんかばし)です。欄干のない低い橋は、増水時に川に沈むよう設計されています。全部で47本ありますが、特におすすめの沈下橋を3つご紹介します。
| 沈下橋名 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 佐田沈下橋 | 最下流で最長(291m) | 四万十川と沈下橋の代表的風景。アクセスも良好 |
| 岩間沈下橋 | ポスターやCMの常連 | 川がS字に蛇行する絶景ポイント。写真映え抜群 |
| 勝間沈下橋 | 映画「釣りバカ日誌」のロケ地 | 周囲の山と川が調和した静かな環境 |
12:00 四万十川でアクティビティ体験
夏季(4月〜10月頃)なら、カヌーやSUP体験がおすすめです。四万十川をカヌーで下る半日コースは5,000〜8,000円程度で、ガイド付きなので初心者でも安心です。川の上から眺める沈下橋は、陸から見るのとはまた違った感動があります。
13:30 四万十市でランチ
四万十の名物グルメは以下の3つです。
- 四万十川の天然鮎の塩焼き:夏季限定の絶品。苦味のある内臓まで美味
- 四万十ポーク:脂の甘みが特徴の地元ブランド豚
- 青さのりの天ぷら:四万十川産の青さのりは香りが格別
15:00 足摺岬へ移動(四万十市から車で約1時間30分)
16:30 足摺岬到着・足摺岬灯台と展望台
四国最南端の足摺岬は、高さ80mの断崖絶壁から270度以上の太平洋パノラマが広がる壮大なスポットです。白亜の灯台と椿のトンネルを抜ける遊歩道は、約20分で一周できます。地球の丸さを実感できる水平線は感動的です。
17:30 足摺温泉郷で宿泊
足摺岬周辺は温泉地としても知られています。太平洋を一望できる露天風呂を持つ宿が複数あり、新鮮な海の幸と温泉の組み合わせは最高の贅沢です。宿泊費の目安は1泊2食付きで12,000〜25,000円程度です。
2日目:足摺エリアから高知市へ
8:00 竜串海域公園(所要時間:約60分)
足摺岬から車で約20分の竜串は、何千万年もかけて波や風に削られた奇岩群が広がる自然の造形美スポットです。無料で見学できる遊歩道があり、大竹小竹・蛙の千匹連れなどユニークな名前の岩を巡れます。
隣接する「足摺海底館」は海中展望塔で、水深7mの窓から熱帯魚やサンゴを観察できます。入館料は900円です。
10:00 大月町の柏島(所要時間:約60〜90分)
竜串から車で約30分の柏島は、船が宙に浮いて見えるほど透明度の高い海で全国的に有名になったスポットです。その透明度は世界トップクラスとも言われ、橋の上や堤防から覗くだけで海底の魚が見えます。
ただし柏島は非常に小さな島で、駐車場も限られています。特に夏のハイシーズン(7〜8月)は早朝に到着するか、平日の訪問がおすすめです。マナーを守って訪問しましょう。
12:00 黒潮町で昼食・帰路へ
帰りの途中、黒潮町の「道の駅なぶら土佐佐賀」に立ち寄りましょう。ここの「かつおのたたきバーガー」は、カツオのたたきをバンズに挟んだユニークなご当地バーガーで、旅の締めくくりにぴったりです。
黒潮町から高知市内までは高速道路利用で約1時間30分です。
【歴史&グルメ特化編】城下町と地酒を楽しむ1泊2日モデルコース
3つ目は、歴史好き・グルメ好きの方に特化したコースです。幕末の志士ゆかりの地と高知の食文化をたっぷり楽しみます。
1日目:幕末の志士の足跡をたどる
9:00 高知城とその城下町散策(所要時間:約2時間)
高知城を見学した後は、城下の「高知城歴史博物館」にも足を運びましょう。入館料は700円で、山内家に伝わる約6万7千点の貴重な資料が展示されています。高知城との共通券(890円)がお得です。
11:00 坂本龍馬誕生地碑・龍馬の生まれたまち記念館(所要時間:約60分)
上町にある坂本龍馬誕生地碑から「龍馬の生まれたまち記念館」へ。入館料は300円で、龍馬が生まれ育った上町の江戸時代の暮らしぶりを体感できます。周辺には龍馬ゆかりの地をつなぐ散策ルートもあり、歩くだけで幕末の空気を感じられます。
12:30 ひろめ市場でランチ&昼酒
歴史散策の後は、ひろめ市場で高知流の昼酒を楽しみましょう。高知では昼間からお酒を飲むことに対してとても寛容です。カツオのたたきに塩をふり、にんにくスライスとともに豪快にいただくのが高知スタイルです。
14:30 酒蔵見学(土佐酒造・司牡丹など)
高知は1世帯あたりの日本酒消費量が全国上位の酒どころです。事前予約すれば酒蔵見学が可能な蔵元があります。佐川町の「司牡丹酒造」は約400年の歴史を持ち、蔵の見学と試飲が楽しめます。高知市から車で約40分です。
17:00 佐川町の歴史的町並みを散策
司牡丹酒造がある佐川町は、白壁の蔵が並ぶ風情ある町です。牧野富太郎(「らんまん」のモデル)ゆかりの地でもあり、「牧野富太郎ふるさと館」では植物学の父の足跡をたどれます。
18:30 高知市内に戻り、居酒屋で「皿鉢料理」を堪能
高知の宴会料理「皿鉢料理(さわちりょうり)」は、大皿にカツオのたたき、寿司、揚げ物、煮物などを豪快に盛り付けた郷土料理です。2名から注文できる店もあるので、事前に予約しておくのがベストです。1人あたり5,000〜8,000円程度が目安です。
2日目:牧野植物園と最後のグルメ
9:00 高知県立牧野植物園(所要時間:約2時間)
NHK連続テレビ小説「らんまん」で注目を集めた牧野富太郎ゆかりの植物園です。約3,000種類の植物が栽培されており、建築家・内藤廣が設計した温室も見どころです。入園料は730円。五台山の山頂にあるため、展望台からの高知市街の眺望も素晴らしいです。
11:30 五台山竹林寺(所要時間:約40分)
牧野植物園に隣接する竹林寺は、四国八十八箇所第31番札所です。美しい庭園は国の名勝に指定されており、苔と紅葉の調和が見事です。お遍路体験として御朱印をいただくのもおすすめです。
12:30 最後のランチは「鍋焼きラーメン」
高知のご当地ラーメン「鍋焼きラーメン」は、土鍋で提供される鶏ガラ醤油ベースのラーメンです。発祥は須崎市ですが、高知市内にも食べられる店があります。最後まで熱々のスープと細麺、生卵トッピングの組み合わせはクセになる美味しさです。
14:00 お土産購入・帰路へ
高知観光1泊2日の費用目安
1泊2日の高知旅行にかかるおおよその費用をまとめました。予算計画の参考にしてください。
| 項目 | 節約プラン | 標準プラン | 贅沢プラン |
|---|---|---|---|
| 交通費(往復) | 8,000円(高速バス) | 20,000円(LCC+バス) | 40,000円(ANA/JAL) |
| レンタカー(1泊2日) | 6,000円 | 8,000円 | 12,000円 |
| ガソリン代 | 2,000円 | 3,000円 | 4,000円 |
| 宿泊費 | 5,000円 | 10,000円 | 25,000円 |
| 食事代(4食分) | 4,000円 | 8,000円 | 20,000円 |
| 入場料・体験料 | 1,500円 | 3,000円 | 8,000円 |
| お土産代 | 2,000円 | 5,000円 | 10,000円 |
| 合計 | 28,500円 | 57,000円 | 119,000円 |
交通費は時期によって大きく変動します。LCCのセールや高速バスの早割を活用すれば、かなり節約できます。また、高知県では「龍馬パスポート」という周遊パスポートがあり、対象施設でスタンプを集めると特典が受けられるので、ぜひ活用してみてください。
地元民おすすめ!高知の穴場スポット5選
定番スポットだけでなく、まだあまり知られていない穴場もご紹介します。リピーターの方や、人混みを避けたい方におすすめです。
1. 伊尾木洞(安芸市)
高知市から車で約1時間の安芸市にある天然のシダ群落が広がる洞窟です。約300万年前の海底が隆起してできた洞窟で、国の天然記念物に指定されたシダ類が群生しています。まるでジブリの世界に迷い込んだような神秘的な空間が無料で体験できます。長靴の無料レンタルもあるので、気軽に訪れられます。
2. 中津渓谷(仁淀川町)
仁淀ブルーの絶景スポットとして、にこ淵や安居渓谷に次いで注目されている渓谷です。遊歩道が整備されており、約2.3kmのコースを片道40分程度で歩けます。途中にある「雨竜の滝」は落差20mの迫力ある瀑布です。
3. 久礼大正町市場(中土佐町)
四万十方面への途中にある小さな漁師町の市場です。ひろめ市場ほど混雑しておらず、港で揚がったばかりの新鮮な魚をその場で食べられるのが魅力です。「田中鮮魚店」では、買ったばかりの刺身を隣の食堂でご飯セットと一緒にいただけます。
4. 龍河洞(香美市)
高知市から車で約50分の龍河洞は、1億7,500万年の歳月をかけて形成された鍾乳洞です。全長約4kmのうち約1kmが公開されており、冒険コース(要予約・別料金)ではヘッドライトだけを頼りに暗闇を探検できます。通常コースの入洞料は1,200円です。
5. 北川村「モネの庭」マルモッタン(北川村)
フランスのクロード・モネが愛した庭園を高知の自然の中に再現した施設です。世界で唯一、本家から「モネの庭」の名称を許された庭園で、睡蓮が咲く池や色とりどりの花々が四季折々に楽しめます。入園料は730円です。
高知観光1泊2日を成功させるコツと注意点
最後に、高知旅行を最大限に楽しむためのコツと注意点をまとめます。
移動時間に余裕を持つ
高知県は東西に長く、端から端まで車で約4時間かかります。Google Mapの所要時間は目安として、実際には1.2〜1.5倍の時間がかかると考えておきましょう。特に山間部は道が狭くすれ違いに時間がかかることがあります。
飲食店の営業時間に注意
高知の飲食店は都市部に比べて閉店が早い傾向があります。特に地方エリアではランチ営業が14時まで、夕食は20時〜21時ラストオーダーという店も多いです。人気店は事前に予約しておくと安心です。
天候の変化に備える
高知は全国でも有数の多雨地域で、年間降水量は約2,500mmと全国平均の約1.5倍です。特に6月の梅雨時期や台風シーズン(8〜10月)は、レインウェアや折りたたみ傘を必ず持参しましょう。仁淀川や四万十川のアクティビティは天候によって中止になることもあるため、代替プランを考えておくと安心です。
現金の準備を忘れずに
高知では個人経営の飲食店やお土産屋さんで現金のみの店がまだ多いです。特にひろめ市場内の店舗や日曜市は現金が基本です。最低でも1万円以上の現金を用意しておきましょう。
ガソリンの残量に気をつける
四万十川周辺や足摺岬方面はガソリンスタンドが少なく、営業時間も限られています。出発前に満タンにし、残量が半分を切ったら早めに給油するクセをつけましょう。
まとめ|高知観光1泊2日モデルコースのポイント
- 王道コース:高知城→ひろめ市場→桂浜→仁淀川。初めての高知ならこのルートで間違いなし
- 自然満喫コース:四万十川の沈下橋→足摺岬→柏島。高知の大自然を全身で感じたい方に最適
- 歴史&グルメコース:幕末史跡→酒蔵見学→牧野植物園。知的好奇心と食欲を同時に満たせる
- 県内移動はレンタカーがほぼ必須。高知市内だけなら路面電車でもOK
- ベストシーズンは春(3〜5月)と秋(9〜11月)。初鰹と戻り鰹の時期にあわせるのもおすすめ
- 1泊2日の費用目安は標準プランで約5〜6万円。LCCや早割で交通費を抑えられる
- 移動時間・天候・現金準備など、事前の備えが旅の満足度を左右する
よくある質問(FAQ)
高知観光1泊2日でレンタカーは必要ですか?
高知市内だけの観光であれば路面電車とバスで回れますが、桂浜・仁淀川・四万十川・足摺岬などの郊外スポットを訪れる場合はレンタカーがほぼ必須です。公共交通機関は本数が少なく、効率的な移動が困難なエリアが多いためです。1泊2日のレンタカー料金は6,000〜10,000円程度が目安です。
高知のカツオのたたきはどこで食べるのがおすすめですか?
最も手軽で雰囲気も楽しめるのは「ひろめ市場」です。特に「明神丸」の藁焼きカツオのたたきは目の前で焼き上げる迫力が人気です。よりローカルな体験をしたい方は中土佐町の「久礼大正町市場」もおすすめです。港で揚がったばかりのカツオを刺身でいただけます。4〜5月の初鰹と9〜10月の戻り鰹の時期が特においしいです。
高知観光1泊2日の予算はどれくらい必要ですか?
交通費・宿泊費・食事代・レンタカー代・入場料・お土産代を含めて、節約プランで約28,000円、標準プランで約57,000円、贅沢プランで約12万円が目安です。最も変動が大きいのは交通費で、LCCのセールや高速バスの早割を活用すると大幅に節約できます。
仁淀ブルーを見るならどこがおすすめですか?
最も人気が高いのは「にこ淵」で、滝壺が光の加減により神秘的な青色に輝きます。駐車場から急な階段を下りるため歩きやすい靴が必要です。透明度の高い川を堪能するなら「安居渓谷」の水晶淵がおすすめです。時間があれば「中津渓谷」も美しく、遊歩道が整備されているので歩きやすいです。晴天の午前中〜正午ごろが最も青く見える時間帯です。
高知は子連れでも楽しめますか?
はい、高知は子連れ旅行にも適しています。桂浜水族館はコンパクトで小さなお子さんでも楽しめますし、龍河洞の冒険コースは小学生以上なら参加可能で貴重な体験になります。四万十川のカヌー体験も親子で参加できるプランがあります。仁淀川では浅瀬で水遊びができるポイントもあり、夏は子どもに大人気です。ただし、にこ淵への階段は急なので、幼児連れの場合は安居渓谷のほうが安全です。
高知で雨の日でも楽しめるスポットはありますか?
雨の日でも楽しめるスポットは多数あります。高知城歴史博物館や坂本龍馬記念館は室内でじっくり見学できます。牧野植物園の温室も雨天時におすすめです。また、龍河洞は洞窟内なので天候に左右されません。ひろめ市場や日曜市(アーケード部分)も雨でも楽しめるグルメスポットです。さらに、酒蔵見学を事前予約しておくと、雨の日の代替プランとして最適です。
高知旅行に最適な曜日の組み合わせは?
可能であれば日曜日を含む日程がおすすめです。毎週日曜に開催される「日曜市」は約300年の歴史を持つ街路市で、約300店が並ぶ高知を代表するイベントです。土日の1泊2日なら、日曜の朝に日曜市を楽しんでから出発するプランが理想的です。ただし、日曜日は観光地が混み合う傾向があるため、人気スポットは平日に訪れるほうがゆっくり楽しめます。

