鹿児島県は九州最南端に位置し、南北約600kmにも及ぶ広大な県です。桜島、指宿温泉、知覧、霧島など見どころが県内各地に点在しているため、日帰りや1泊ではとても回りきれません。2泊3日あれば、鹿児島市内・指宿・知覧という人気3大エリアを効率よく巡ることができます。
「鹿児島観光のモデルコースを2泊3日で組みたいけど、どこをどの順番で回ればいいの?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。この記事では、実際に現地を何度も訪れた筆者の経験をもとに、移動時間のロスを最小限に抑えた最適ルートをご紹介します。
まず、プランニングで押さえておきたいポイントを整理しましょう。
- 移動手段の選択:レンタカーがもっとも効率的ですが、バスや電車だけでも主要スポットは回れます
- 宿泊エリアの決め方:1泊目は鹿児島市内、2泊目は指宿温泉がベストバランスです
- 季節による優先スポットの変化:春は知覧の桜、夏は錦江湾でのイルカウォッチング、秋は霧島の紅葉、冬は指宿の砂むし温泉が特におすすめです
- 予算の目安:交通費・宿泊費・食事代・入場料を含めて、1人あたり5万〜8万円程度(東京からの往復航空券を除く)
それでは、具体的なモデルコースを詳しく見ていきましょう。
【一度は泊まりたい】鹿児島の高級ホテルおすすめ人気20選|おしゃれ・リゾート感満載
【1日目】鹿児島市内を満喫する|鹿児島観光2泊3日王道モデルコース
初日は鹿児島の玄関口である鹿児島市内を中心に回ります。鹿児島空港から市内までは空港バスで約40分、JR鹿児島中央駅に到着します。
午前:鹿児島中央駅周辺〜城山展望台
鹿児島中央駅に到着したら、まずは荷物をホテルに預けましょう。駅周辺には「アミュプラザ鹿児島」などの商業施設があり、お土産の下見もできます。
身軽になったら、まずは城山展望台へ向かいましょう。標高107mの城山山頂からは、鹿児島市街地と錦江湾、そして雄大な桜島を一望できます。晴れた日の眺望は息をのむ美しさです。
城山へはシティビュー(市内周遊バス)で約20分。バスは30分間隔で運行しています。展望台までの遊歩道を歩けば、約600種の亜熱帯植物が茂る自然林も楽しめます。所要時間は約30〜40分を見込んでおきましょう。
午前〜昼:西郷隆盛ゆかりの地を巡る
城山は西南戦争の最終激戦地でもあります。展望台の近くには西郷隆盛洞窟があり、西南戦争最後の5日間を過ごした場所を見学できます。
その後、城山を下って照国神社へ。島津斉彬を祀るこの神社は、鹿児島市民に「照国さん」と親しまれています。さらに徒歩5分で西郷隆盛銅像に到着。高さ8mの堂々とした姿は、鹿児島観光の定番フォトスポットです。
歴史に興味がある方は、近くの鹿児島市維新ふるさと館も外せません。入館料300円で、幕末から明治維新にかけての鹿児島の歴史を臨場感たっぷりに学べます。所要時間は約60〜90分です。
昼食:天文館エリアで鹿児島グルメを堪能
お昼は鹿児島最大の繁華街天文館へ移動しましょう。徒歩約10分で到着します。
ここで外せないのが鹿児島ラーメンです。地元民に圧倒的支持を得ている「こむらさき」は、昭和25年創業の老舗。豚骨ベースながらあっさりとした味わいが特徴で、1杯900円前後で楽しめます。
もう一つのおすすめは鶏飯(けいはん)。奄美大島発祥の郷土料理で、ご飯の上に鶏肉、錦糸卵、しいたけ、パパイヤの漬物などをのせ、鶏ガラスープをかけて食べるお茶漬け風の料理です。天文館エリアの「ひさ倉」などで味わえます。
午後:桜島フェリーで桜島観光
昼食後は、いよいよ桜島へ渡りましょう。鹿児島港から桜島フェリーで約15分、大人片道200円という手軽さです。フェリーは24時間運航しており、日中は15〜20分間隔で出発します。
フェリーの中では名物の「やぶ金のうどん」を食べるのが地元流です。乗船時間わずか15分の間に食べきるスリルも楽しみの一つ。かけうどん1杯520円で、出汁が効いた優しい味わいです。
桜島に上陸したら、以下のスポットを巡りましょう。
| スポット名 | 所要時間 | 見どころ |
|---|---|---|
| 桜島ビジターセンター | 約30分 | 桜島の噴火の歴史や自然を学べる無料施設 |
| 湯之平展望所 | 約30分 | 一般人が立ち入れる最高地点(標高373m)。火口に最も近い展望台 |
| 有村溶岩展望所 | 約30分 | 大正噴火の溶岩原を間近に見られる遊歩道あり |
| 桜島溶岩なぎさ公園足湯 | 約20分 | 全長約100mの日本最大級の足湯。無料で利用可能 |
レンタカーがない場合は、桜島Island Viewバス(1日乗車券500円)を利用すると効率的に回れます。約60分で主要スポットを一周します。
夕方〜夜:鹿児島市内で黒豚グルメ
桜島からフェリーで市内に戻り、夕食は鹿児島の代名詞黒豚料理を楽しみましょう。
おすすめ店は以下の通りです。
- 「黒豚料理 あぢもり」:創業50年以上の名店。黒豚しゃぶしゃぶ(1人前3,500円〜)が絶品
- 「吾愛人(わかな)」:黒豚とんかつ定食(1,600円〜)が人気。地元客で賑わう老舗
- 「豚とろ 天文館本店」:黒豚のとろける脂身を活かしたラーメンが名物
食後は天文館のアーケードを散策し、白熊(しろくま)を食べて1日目を締めくくりましょう。白熊は練乳たっぷりのかき氷にフルーツを飾った鹿児島発祥のスイーツで、発祥の店「天文館むじゃき」では通年提供しています。レギュラーサイズ770円です。
【2日目】知覧&指宿を巡る感動のドライブコース
2日目は鹿児島市内を出発し、知覧と指宿を巡ります。この日はレンタカーの利用を強くおすすめします。公共交通機関の場合は、鹿児島中央駅から知覧行きバス(約75分)と、知覧から指宿への路線バスを組み合わせましょう。
午前:知覧特攻平和会館で平和を考える
鹿児島市内から車で約60分、知覧特攻平和会館に到着します。太平洋戦争末期、この地から多くの若い特攻隊員が飛び立ちました。
館内には、隊員たちが家族に宛てた1,036通の遺書や遺品、写真が展示されています。入館料は大人500円、所要時間は最低でも90分は確保してください。展示を読み進めるうちに、2時間以上滞在する方も少なくありません。
筆者の独自アドバイスとして、開館直後の9時に訪れることをおすすめします。団体観光バスが到着する10時〜11時は館内が混雑しますが、朝一番なら静かな環境で一つひとつの展示物と向き合えます。
午前〜昼:知覧武家屋敷庭園を散策
特攻平和会館から車で約5分、知覧武家屋敷庭園があります。「薩摩の小京都」と称される美しい町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
約700mの武家屋敷通りには7つの庭園が公開されており、入園料530円で全て見学できます。枯山水を基調とした庭園は、京都とはまた異なる素朴な美しさがあります。所要時間は約40〜60分です。
昼食は知覧名物の知覧茶を使ったグルメがおすすめ。武家屋敷通り沿いの「高城庵(たきあん)」では、武家屋敷の中で薩摩の郷土料理をいただけます。知覧茶そば(900円)や鶏飯セット(1,400円)が人気です。
午後:指宿スカイライン経由で指宿へ
知覧から指宿までは車で約40分。途中の指宿スカイラインからは、開聞岳(かいもんだけ)の美しい円錐形の姿が見えます。通称「薩摩富士」と呼ばれる標高924mの山容は、一見の価値があります。
指宿に到着したら、まずはホテルにチェックイン。2泊目の宿は指宿温泉エリアがベストです。
おすすめの宿泊施設をご紹介します。
| 宿泊施設名 | 1泊2食の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 指宿白水館 | 25,000円〜 | 砂むし温泉併設の高級旅館。元禄風呂が名物 |
| 指宿いわさきホテル | 15,000円〜 | 広大な敷地と庭園。コスパ良好 |
| 休暇村 指宿 | 12,000円〜 | 錦江湾を一望。ファミリーにもおすすめ |
| 民宿たかよし | 8,000円〜 | 地元食材を使った料理が絶品。予算重視の方に |
午後〜夕方:砂むし温泉で疲れを癒す
指宿といえば、世界的にも珍しい砂むし温泉です。海岸の砂浜に横たわり、温泉熱で温められた砂を全身にかけてもらう入浴法は、指宿でしか体験できません。
最も有名な施設は「砂むし会館 砂楽(さらく)」です。料金は大人1,100円(浴衣付き)、所要時間は砂むし10〜15分+内湯入浴で合計約60分。
砂むし温泉の効能は通常の温泉の3〜4倍とも言われています。砂の重みと温泉熱の相乗効果で血行が促進され、デトックス効果が期待できます。体感温度は50〜55度ほどで、ジワジワと心地よい温かさに包まれます。
穴場情報として、干潮時には波打ち際に近い場所で砂むしを体験できます。潮の満ち引きの時間は施設に問い合わせると教えてもらえます。波の音を聞きながらの砂むしは格別です。
夜:指宿の海鮮グルメ
夕食は宿の食事を楽しむのがおすすめですが、外食するなら指宿名物のそら豆料理や新鮮な海鮮が味わえるお店へ。指宿は日本一のそら豆の産地で、1月〜5月が旬です。
また、錦江湾で獲れるカンパチは鹿児島県が養殖生産量日本一。刺身の鮮度と脂のりは抜群です。
【3日目】指宿周辺の絶景スポットと帰路
最終日は指宿周辺の自然スポットを楽しんでから、鹿児島空港または鹿児島中央駅へ向かいます。
午前:池田湖&開聞岳ビュースポット
朝食後、まずは池田湖へ。指宿市内から車で約20分、九州最大のカルデラ湖です。周囲15km、水深233mの湖面には、天気が良ければ開聞岳が美しく映り込みます。
池田湖には「イッシー」と呼ばれる謎の巨大生物の伝説があり、湖畔にはイッシーの像が立っています。実際にはオオウナギの目撃情報が由来とされ、体長2m級のオオウナギが展示施設で見られます。
続いて、長崎鼻へ移動(車で約15分)。薩摩半島の最南端に位置し、ここからの開聞岳の眺めは絶景中の絶景です。浦島太郎伝説の地としても知られ、龍宮神社が鎮座しています。
長崎鼻の周辺にはフラワーパークかごしま(入園料630円)もあり、亜熱帯植物を中心に約2,400種40万本の花々が楽しめます。春にはチューリップ、夏にはブーゲンビリアが見頃です。
昼前:JR日本最南端の駅「西大山駅」
鉄道ファンでなくても訪れてほしいのがJR西大山駅。JR日本最南端の駅として有名で、ホームからは開聞岳を正面に望む絶景が広がります。
無人駅ですが、近くの商店で「JR日本最南端の駅 到達証明書」を購入できます(100円)。記念撮影スポットとして、黄色いポストが目印です。幸せを届ける「幸せの黄色いポスト」として、ここから手紙を出す観光客も多いです。
所要時間は20〜30分ほどですが、列車の運行本数が非常に少ないため、レンタカーで訪れるのが現実的です。
昼食:指宿名物「温たまらん丼」
帰路につく前の昼食には、指宿のご当地グルメ「温たまらん丼」はいかがでしょうか。指宿の温泉卵をのせた丼もので、市内の提供店によってアレンジが異なります。
人気店の一つ「青葉」では、黒豚角煮に温泉卵を合わせた温たまらん丼(880円)が食べられます。「たまらん」と「温泉卵」をかけたネーミングの通り、本当にたまらない美味しさです。
午後:帰路(鹿児島中央駅または鹿児島空港へ)
指宿から鹿児島中央駅へは以下の方法があります。
| 交通手段 | 所要時間 | 料金(大人片道) | ポイント |
|---|---|---|---|
| JR指宿枕崎線 | 約75分 | 1,020円 | 車窓からの錦江湾の景色が美しい |
| 特急「指宿のたまて箱」 | 約55分 | 2,200円 | 白黒のユニークな車体。玉手箱にちなんだミスト演出あり |
| レンタカー(高速利用) | 約60分 | 高速代約1,500円 | 時間に融通がきく |
特に「指宿のたまて箱」は1日3往復のみの人気列車です。乗車日の1か月前から予約可能ですので、旅行が決まったら早めに座席を確保しましょう。海側の座席(A席)がおすすめです。
鹿児島中央駅から鹿児島空港へは空港バスで約40分。最終便に余裕があれば、駅ビルでお土産を購入する時間も取れます。
季節別おすすめアレンジプラン
基本のモデルコースを押さえたうえで、季節ごとのアレンジを加えるとさらに満足度がアップします。
春(3月〜5月)のアレンジ
知覧の母ヶ岳の桜は3月下旬〜4月上旬が見頃です。武家屋敷通りの桜並木も美しく、この時期は通常より多めに時間を取りましょう。
また、4月からは錦江湾のイルカウォッチングが本格シーズンを迎えます。鹿児島市内の港から出港するクルーズ(約3時間、大人5,000円前後)では、野生のミナミハンドウイルカに高確率で出会えます。
夏(6月〜8月)のアレンジ
6月中旬から7月上旬の梅雨時期は、あじさい峡(東串良町)が見事です。2日目のルートに組み込めます。
夏の桜島は、夜に火映現象(かえいげんしょう)が見えることも。火口の溶岩が赤く光る幻想的な光景で、城山展望台からの夜景と合わせて楽しめます。
秋(9月〜11月)のアレンジ
秋は2日目を霧島エリアに変更するプランもおすすめです。霧島の紅葉は10月下旬〜11月中旬が見頃で、大浪池の紅葉は九州随一の美しさです。
ただし、霧島は鹿児島市内から車で約70分かかるため、指宿と両方回るのは難しいです。紅葉を優先するか温泉を優先するかで選択してください。
冬(12月〜2月)のアレンジ
冬の鹿児島は平均気温が10度前後と、本州に比べて温暖です。砂むし温泉は冬こそ最高の季節。外気温が低いぶん、砂の温かさがより心地よく感じられます。
また、冬は空気が澄んでいるため、桜島や開聞岳の眺望が最も美しいシーズンです。1月には指宿菜の花マラソンが開催され、沿道の菜の花畑が鮮やかな黄色に染まります。
レンタカーなしでも楽しめる公共交通機関プラン
レンタカーが使えない方でも、鹿児島観光2泊3日は十分に楽しめます。ここでは公共交通機関のみで回るモデルコースをご紹介します。
1日目:鹿児島市内はバスと市電で完結
鹿児島市内は市電(路面電車)とカゴシマシティビュー(周遊バス)で主要スポットを網羅できます。
- 市電1日乗車券:大人600円で乗り放題
- カゴシマシティビュー1日乗車券:大人600円
- 共通利用券(CUTE):大人1,200円で市電・シティビュー・市営バス・フェリーが1日乗り放題
CUTEが断然お得です。桜島フェリー(通常往復400円)も含まれるため、1日目のプランがこれ1枚で完結します。
2日目:バスで知覧、JRで指宿へ
鹿児島中央駅前から知覧行きバスが毎時1〜2本運行しています(所要約75分、片道940円)。知覧で特攻平和会館と武家屋敷を見学した後、知覧から指宿へのバス(所要約50分、片道740円)で移動します。
注意点として、知覧〜指宿間のバスは本数が少ないです。事前に時刻表を確認し、計画的に行動しましょう。鹿児島交通の公式サイトで最新ダイヤを確認できます。
3日目:指宿から特急列車で快適に帰路へ
3日目は前述の特急「指宿のたまて箱」で鹿児島中央駅へ。この列車自体が観光体験になります。車内には本棚やソファ席があり、錦江湾の車窓を楽しみながら贅沢な時間を過ごせます。
鹿児島のお土産・グルメ完全ガイド
旅の楽しみの一つであるお土産とグルメ。鹿児島ならではの逸品をジャンル別にまとめました。
絶対に買いたいお土産TOP5
- かるかん(軽羹):山芋を使ったふわふわの蒸し菓子。明石屋のかるかん饅頭が定番(1個150円〜)
- 薩摩揚げ:揚立屋や月揚庵の真空パックが人気。空港でも購入可能
- 知覧茶:日本茶の生産量全国2位を誇る鹿児島県。知覧茶は上品な甘みが特徴
- 黒酢:霧島市福山町の壺畑で200年以上続く伝統製法。坂元のくろず が有名
- 焼酎:芋焼酎の本場。「森伊蔵」「村尾」「魔王」の3Mは入手困難だが、「黒霧島」「白波」もハイクオリティ
鹿児島グルメの予算目安
| グルメ | 予算目安 | おすすめ店・エリア |
|---|---|---|
| 黒豚しゃぶしゃぶ | 3,500〜5,000円 | 天文館エリア |
| 鹿児島ラーメン | 800〜1,000円 | 天文館・鹿児島中央駅周辺 |
| 白熊かき氷 | 700〜900円 | 天文館むじゃき |
| 鶏飯 | 1,000〜1,500円 | 天文館エリア |
| きびなご料理 | 500〜800円(単品) | 市内居酒屋 |
| 砂むし温泉 | 1,100円 | 指宿・砂楽 |
特にきびなごは鹿児島ならではの魚です。体長10cmほどの小魚で、刺身・天ぷら・南蛮漬けなど様々な調理法で楽しめます。旬は春〜初夏ですが、通年提供しているお店も多いです。
鹿児島観光2泊3日の旅費・予算まとめ
実際にこのモデルコースを回った場合の費用目安をまとめました。
| 項目 | 予算目安(1人あたり) | 備考 |
|---|---|---|
| 宿泊費(2泊) | 15,000〜40,000円 | ビジネスホテル〜温泉旅館 |
| レンタカー(2日間) | 8,000〜15,000円 | ガソリン代・高速代込み |
| 食事代(3日間) | 10,000〜20,000円 | 昼食3回・夕食2回 |
| 入場料・体験料 | 3,000〜5,000円 | 各施設の入館料合計 |
| 交通費(市内) | 1,500〜3,000円 | フェリー・バス・市電 |
| お土産代 | 3,000〜10,000円 | 個人差あり |
| 合計 | 40,500〜93,000円 | 航空券・新幹線代は別途 |
節約のポイントとして、以下を意識しましょう。
- 航空券は早割やLCCを利用すれば東京から片道5,000円台も可能
- 1泊目はビジネスホテル、2泊目は温泉旅館にすることでメリハリのある予算配分ができる
- レンタカーは空港で借りるより鹿児島中央駅周辺のほうが安い場合が多い
- JR九州の「みんなの九州きっぷ」や各種フリーパスを活用する
まとめ:鹿児島2泊3日モデルコースの要点
鹿児島観光のモデルコース2泊3日について、最後に重要なポイントを整理します。
- 1日目は鹿児島市内で城山展望台・西郷隆盛銅像・桜島・天文館グルメを満喫
- 2日目は知覧特攻平和会館と武家屋敷を見学後、指宿へ移動して砂むし温泉を体験
- 3日目は池田湖・長崎鼻・西大山駅を巡り、特急「指宿のたまて箱」で帰路へ
- 移動手段はレンタカーが最も効率的だが、公共交通機関でも主要スポットは回れる
- 宿泊は1泊目を鹿児島市内、2泊目を指宿温泉にするのがベストバランス
- 予算は1人あたり4万〜9万円程度(交通費別)
- 季節ごとにアレンジを加えることで、何度訪れても新しい発見がある
- 知覧特攻平和会館は朝一番の訪問が混雑を避けるコツ
- 特急「指宿のたまて箱」は1か月前に予約するのが確実
鹿児島は雄大な自然、深い歴史、豊かな食文化が三位一体となった魅力的な観光地です。この記事のモデルコースを参考に、ぜひ思い出に残る2泊3日の旅を計画してみてください。
よくある質問(FAQ)
鹿児島観光2泊3日でレンタカーは必要ですか?
レンタカーがあると効率的に回れますが、必須ではありません。鹿児島市内は市電やシティビューバスで十分回れます。知覧と指宿への移動は路線バスやJRで可能ですが、本数が限られるため事前に時刻表の確認が必要です。2日目だけレンタカーを借りるという方法もおすすめです。
鹿児島観光のベストシーズンはいつですか?
一般的には春(3月〜5月)と秋(10月〜11月)がベストシーズンです。春は桜や菜の花が美しく、秋は霧島の紅葉が見事です。ただし、冬は空気が澄んで桜島や開聞岳の眺望が最も良く、砂むし温泉も冬が最も心地よいため、目的に応じてどの季節でも楽しめます。梅雨(6月中旬〜7月上旬)は雨が多いため、屋内施設中心のプランを検討しましょう。
鹿児島空港から鹿児島市内へのアクセス方法は?
鹿児島空港から鹿児島中央駅までは空港リムジンバスで約40分、料金は大人1,400円です。バスは10〜15分間隔で運行しており、本数が多いため待ち時間は短めです。タクシーの場合は約60分、料金は約10,000円前後となります。レンタカーは空港内に複数社のカウンターがあり、高速道路利用で約40分です。
指宿の砂むし温泉は予約が必要ですか?
砂むし会館「砂楽」は基本的に予約不要で、当日受付で利用できます。ただし、ゴールデンウィークや年末年始などの繁忙期は30分〜1時間程度の待ち時間が発生することがあります。宿泊施設に砂むし温泉が併設されている場合は、宿泊者専用で利用できるため待ち時間を避けられます。営業時間は8時30分〜21時(受付は20時30分まで)で、年中無休です。
知覧特攻平和会館の所要時間はどれくらいですか?
最低でも90分、できれば2時間の見学時間を確保することをおすすめします。館内には1,036通の遺書をはじめ、写真や遺品が多数展示されており、じっくり読むと2時間以上かかる方も少なくありません。音声ガイド(有料)を利用するとより深く理解できます。混雑を避けるなら開館直後の9時に訪れるのがベストです。
鹿児島観光2泊3日の費用はどれくらいかかりますか?
航空券や新幹線代を除くと、1人あたり約4万〜9万円が目安です。内訳は宿泊費2泊で15,000〜40,000円、レンタカー2日間で8,000〜15,000円、食事代3日間で10,000〜20,000円、入場料等で3,000〜5,000円程度です。節約のコツとしては、1泊目をビジネスホテル、2泊目を温泉旅館にすることでメリハリをつけられます。航空券はLCCや早割を利用すれば片道5,000円台から購入可能です。
子連れで鹿児島観光2泊3日は楽しめますか?
はい、十分に楽しめます。桜島のフェリーや溶岩展望所、池田湖のイッシー伝説、西大山駅の黄色いポストなど、子どもが喜ぶスポットが豊富です。砂むし温泉は小さなお子さんでも体験でき、砂をかけてもらう体験自体がアトラクション感覚で楽しめます。知覧特攻平和会館は小学校高学年以上なら平和学習としておすすめです。移動にはレンタカーが便利で、チャイルドシートのレンタルも各社対応しています。

